中学生の女の子と大学生の従兄の、甘酸っぱい恋愛ストーリー

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世界一のバレンタイン

後編

「ふ、ん……」
 英樹の濃厚なキスをたっぷりと受け続けて、綾は鼻から息を漏らす。最初はキスというものを「恋してることの証」くらいの象徴的なものだと思っていたが、英樹のキスで、えも言われぬ気持ちよさと幸福感を初めて経験し、自分の思い込みが間違っていたことを悟った。
 英樹が唇を離したときには、切なさの余りにすがりついておねだりしてしまったほどである。
「ヒデ兄、もっと……」
 明らかに女としての蕾を開かせつつある綾に喜びながら、英樹は綾の上体を抱き起こす。
「キスならいくらでもしてやる。でもその前に、な?」
 英樹は綾のシャツを少しだけたくし上げる。恥ずかしそうにしつつも綾に拒否の反応がないことを確認して、綾に万歳をさせるようにシャツを脱がせた。日焼けしていない細いウエスト、ブラジャーに包まれた控えめな胸、そして華奢なラインを描く肩と順に露になる。
 ブラは純白無地で、柔らかい素材ですっぽりとバストを包むいわゆるジュニアブラというやつだった。色気には乏しいが、幼い綾にはピッタリというか、綾がレース付きのハーフカップブラなどを着けていたら逆に英樹は腰を抜かしていただろう。
「あ、あんまり見ないでよ」
 綾が珍しく顔を染めて胸の前を隠す。見るなとは到底ムリな注文だが、眺めるだけが楽しみではない。
 英樹は綾を後ろから膝抱っこをするように抱き締める。そして、触診するようにブラの上からゆっくりと胸を揉んだ。掌にすっぽりと収まってしまう小ぶりな胸には、まだ芯のような硬さが残っている。
「あ、あんまり触んないでよ」
「さすがにそいつはムリな注文だな」
 英樹は笑いながら硬いバストを解きほぐすように揉みしだき、指先でブラ越しに乳首の位置を捕らえた。ほんのわずかに綾が呼吸を止めるのを感じ取り、なぞるように乳首を柔らかく刺激する。小さな乳首に硬さが増したのは気のせいではないだろう。英樹はブラ越しの刺激から直接刺激に移行しようと、ブラの中に手を入れた。
「んっ」
 英樹の指先が乳首をこすり上げた瞬間、チクッとした刺激が走って綾は体を強張らせる。その反応に、英樹の手は速やかにブラの中から撤収した。胸が膨らみ始めた頃というのは、ある意味ではもっとも敏感な時だ。いわゆる「感じた」のではなく、過敏な刺激に体が反応したのだろう。
「綾、ブラも脱がすぞ」
「えー……笑わないでよ?」
「何を笑うんだよ」
 綾の頭をポンと叩き、ゆっくりとブラを脱がした。バストトップとその周辺が少しずつ膨らみ始めたばかりの、未成熟な乳房が露になる。不安定な曲線を描く白い膨らみの頂点で、ピンク色の乳首がわずかに先を尖らせていた。
「あ、あんまり見ないでってば。あたし、胸がその、あんまり大きくないんだから……」
 自分からは口が裂けても小さいとは言えない。低い身長と同じかそれ以上に、胸のサイズは綾のコンプレックスだった。
「他の人よりちょっとばかり成長が遅れてるだけだろ?」
 背が低いことを指摘されると必ず綾が強弁する理屈を持ち出して、英樹は綾を優しく抱きしめた。掌全体を使って優しく乳房を包み込むと、揉むというより摩るようにゆっくりと刺激する。
「胸の大きさを気に病むのは、あと五年くらいしてからでも遅くないと思うぞ」
 英樹の優しい言葉と優しい手つきに、綾はうっとりとして英樹に身をもたせかける。あまり触られたくない乳首への刺激も、それほど嫌なものではなくなっていた。
 綾の反応の変化を感じ取り、英樹は乳首への刺激を指先に変えた。触るか触らないかのギリギリのタッチでじっくりと擦り、慣れてきたところで徐々に刺激を強くしていく。
 体の奥から幸福感のようなものがじんわりと滲み出てくるのを感じた綾は、背中を支える英樹にさらなる幸せを求めた。
「ヒデ兄、キスして……」
 従妹の甘い声に応えるべく、英樹は綾を向かい合う形で膝の上に乗せた。英樹がするまでも無く綾の方から唇を重ねてきて、その返礼に英樹がたっぷりと舌を絡めていく。
 二人の唾液が糸を引くくらいにたっぷりとキスを堪能した綾は、下腹部に何かが当たるのを感じて視線を落とし、その正体に気づいて赤面した。
「ちょ、ヒデ兄、これって……」
「まあ、その、生理現象だな」
 英樹のペニスはジーパンを突き破りそうな勢いで膨張していた。もどかしいようなタッチでじっくりと愛撫している間も、綾を組み敷いて自分の腕の中でめちゃくちゃに陵辱してみたいという激しい欲求を、理性で必死に抑え込んでいたのである。だが、さすがにペニスは正直だった。
「なんつーか、実を言うと窮屈だったんだ。脱いじまっていいか?」
「う、うん……そいえば、私ばっかり裸になってるのもおかしいよね」
 綾はますます顔を赤くして頷いた。自分の胸を晒したときよりもよっぽど恥ずかしくてドキドキする。
 英樹は無言でまず上半身から脱ぎ、そしてカチャカチャと音を立ててベルトを外しジーパンとトランクスを一気に下ろした。これ以上ないくらいに固くそそり立ったペニスが飛び出し、初めて見る綾は目を白黒させる。
「ちょ、ちょっと触っていい?」
「おう。優しくな」
「うん」
 綾は頷くが、よりによって亀頭の一番敏感な部分を握ったもんだから、英樹は強烈な刺激に腰が砕けそうになった。その反応に、綾は慌てて手を離す。
「ごめん、痛かった?」
「い、いや、大丈夫。でも、もちっと優しく頼む」
「う、うん、わかった」
 綾はもう一度頷き、今度はかなり慎重な手つきで亀頭を撫でる。さっき、同じように英樹に敏感な乳首を刺激してもらったのを思い出しながら、最初は柔らかく、徐々に撫でる力を強めていく。
 英樹は気持ちよさに熱い息を吐いた。さっきの英樹の反応で、亀頭が英樹の弱い部分と即座に察した綾は、丹念にそこだけを刺激する。無知で無邪気なだけに、却ってその責めは無慈悲なほどに遠慮が無く、亀頭を徹底的に責められた英樹はあまりの気持ちよさに少しでも油断するとすぐに暴発してしまいそうだった。
「も、もういいぞ、綾」
「え、もう?」
「次は綾の番」
 綾をベッドに寝かせると、腰の下に腕を差し込み、あのデートのときに買ったホワイトジーンズをスルリと脱がす。下に履いていたのは、スポーツ用のボクサータイプのショーツだった。これもまたブラに負けず劣らずに色気の無いものだったが、綾にはぴったり似合って可愛いという点も、またブラと同様だった。
「これも、脱がすぞ」
 綾は頬を赤らめながら黙って頷いた。
 英樹はショーツに手を掛けてほんの一瞬だけ躊躇い、そして一気に引きおろした。生まれたままの姿の綾が目の前に現れる。
 英樹は万感の思いで綾の肢体を眺めながら、綾の「成長が遅い」という主張は的を射ているのではないかと思った。華奢な肩や膨らみ始めたばかりの胸もそうだが、性器の方もまだ未成熟で、そこには無毛で綺麗な一筋の割れ目があった。年齢的には陰毛が生えていてもおかしくないのだが、綾はまだ子供のような性器を持っていた。
「そ、そんなとこじっと見ないでよ」
 英樹にじっと見つめられているのに気づき、綾は脚を交差させ手で性器を覆い隠す。
「俺も全部見せたんだから、綾も全部さらけ出せよ。もう、俺とおまえに遠慮は無しだ」
 言いながら英樹は、性器を覆い隠す綾の両手を引き剥がし、脚を大きく広げさせた。さらに、固く閉ざされたラビアを両手で押し広げると、綺麗な無垢のピンク色の秘所が露になる。綾は恥ずかしさのあまりに顔から火が出そうだったが、さっきまで自分が英樹に同じ事をしていたことを思えば拒否できなかった。
 英樹はまじまじと綾の性器を見つめ、この未踏の秘所を自分が思うさまに陵辱できると思うと、胸は大きく高鳴った。そして、堪らずに綾の性器にむしゃぶりついた。
「ひゃっ? ヒ、ヒデ兄?!」
 綾は驚いて上体を起こした。誰にも触られたことのないところを、股間に顔を埋めた英樹が舐めている。
「ヒ、ヒデ兄、だめだよそんなとこ……」
 綾は英樹の頭を押しのけようとするが、英樹は当然やめるつもりはなかった。処女膜に狭まれた膣口を尖らせた舌で突付くと、そのまま割れ目に沿うように舌を滑らせ、クリトリスに到達する。包皮を剥き、極めて小さな豆のようなクリトリスに舌をつけると、あまりの刺激に綾の体が無意識に跳ねた。
「ひっ」
 未体験の、形容しようのない強い刺激に綾はへたるようにベッドに再び身を沈めた。その反応に気をよくした英樹は、小さなクリトリスを執拗に責める。何も、さっきの亀頭責めの仕返しというわけではない。未成熟で、全く開発されていない綾の体は、膣を責めるよりまず、すでに敏感な部分を責めて快楽の芽を植えつけたほうが手っ取り早く思えたのである。
「ヒ、ヒデ兄ぃ、ちょっと、タイム……!」
 断続的な強い刺激に耐えかねて綾が嘆願するが、もちろん英樹は無視した。時折、膣口を指でなぞったりはするが、舌は一貫してクリトリスだけを刺激している。綾はベッドのシーツをぎゅっと握って耐えていたが、我慢できずに呻くような声を漏らした。
「く、う……」
 英樹は顔を上げ、歯を食いしばっている綾に苦笑した。
「綾、なんて顔してんだ」
「だ、だってヒデ兄が……」
「我慢しなくていいんだぞ、おまえが感じてるのは多分、気持ちのいいことなんだから」
「気持ちいい……?」
 綾はふっと力を抜く。今まで経験したことのない感覚だったから反射的にひたすら我慢していたけど、言われてみればこれは気持ちのいいことなのかもしれない。
 綾の表情が緩んだのを見て取って、英樹は綾に覆いかぶさるようにして乳首に唇をつけた。口の中で乳首を舌で転がすように舐めながら、指先でクリトリスを愛撫する。綾の一番敏感な部分の二点責めに、綾は息を乱す。乳首の甘い感覚に、クリトリスの鋭角的な感覚が加わって、綾がはっきりと自覚できる快感が広がっていた。
 呼吸を聞くまでも無く、激しく動く横隔膜で綾が息を乱していることに気づいた英樹は、今度は舌でクリトリス、指先で乳首を刺激する。クリトリスは舌のザラザラした感触が感じ取れるくらい過敏になっていて、綾はじんじんと感じる快感に体を硬直させた。
「ヒ、ヒデ兄っ……!」
 ふわっとした快感が綾を襲った。綾は体をよじって耐えていたが、やがてゆっくりと下半身に広がりつつ拡散していき、脱力するように体を弛緩させる。英樹の眼下では膣口が規則的に収縮していた。
「気持ちよかった?」
 英樹が尋ねると、綾は泣き出す直前のような脆い表情で身をよじったまま黙って頷いた。すっかり快感が去ってから、大の字に手足を広げる。
 綾の痴態を可愛く思いながら英樹が膣口に舌を付ける。処女膜に狭まれて極めて狭い口を開けている膣に尖らせた舌を差し込むと、わずかに酸味がある愛液の味がした。だいぶ濡れてきたようだ。
「綾」
「うん……?」
「そろそろ本番というか、まあ、コレを入れるんだが」
 はちきれんばかりにそそり立って出番を待っているペニスを指差す。
「おまえも聞いたことあると思うけど、初めては痛いぞ。それでもいいか?」
 ほとんど間髪をいれずに綾は頷いた。英樹に全てをあげると決めている。ここでやめてしまったら却って後悔しそうだった。
「じゃあ、入れるぞ」
 英樹は正常位の体勢でペニスの先端を膣口にあてがう。膣口の狭さに対するペニスの大きさは無慈悲なほどであったが、自分の愛撫で悶える綾の痴態を見せられた後では、英樹ももう我慢できなかった。
「入れるぞ」
 もう一回宣言して、ゆっくりとペニスを突き入れた。
 処女膜が裂け、狭い膣が巨大なペニスに急激に拡張されて、激しい痛みが走る。歯を食いしばって耐えるが、歯の間から呻き声が漏れてしまいそうで、綾は手で口を覆った。
 やがて、ペニスの先端が膣の奥に達した。綾の処女を完全にモノにした瞬間であり、英樹はそれだけで大きな仕事の一つをやり遂げた気がして、自分の下にいる綾を見下ろす。
「我慢できるか?」
 これまた間髪入れずに綾は頷いた。
「途中でやめたくないもん。あたしのことは気にしなくていいから、絶対に最後までやってよ、ヒデ兄」
 英樹の心の中に一瞬、この健気な従妹を滅茶苦茶に陵辱してやりたいという誘惑が振って降りたが、頭を振って悪魔の囁きを追い出した。
「我慢できなくなったら言えよ。無理することは無いからな」
 綾が頷くのを確認して、英樹はゆっくりと腰を動かし始める。狭い膣がペニスを強力に締め付けてくる上に、中はたっぷりと濡れているから、思わずのけぞりそうなほどに気持ちよかった。綾は額に汗を浮かべて痛みに耐えている。
 愛しさがこみ上げてきて、英樹は綾を抱きしめ、細かく腰を動かしながら唇を重ねた。綾も英樹にすがり付きながら舌を絡めて応え、しばらく二人は密着した体位でキスを貪り合った。
 やがて英樹は体を起こすと、自分の指先をそっと舐める。そして、唾液に濡れた指先でクリトリスを擦りあげた。
「んんっ」
 綾がピクリと体を振るわせる。先ほど、軽いながらも絶頂を迎えたクリトリスはますます敏感になり、耐え難い刺激を綾に与えた。しばらくクリトリスを擦り続けていると、綾は何度も体を捩じらせて悶え、息を乱し始めた。
「綾、気持ちいい?」
 快感に身悶えする綾は、黙ってコクコクと頷くだけで言葉にできない。それでも声が出そうになるのを我慢していたが、英樹が強めにクリトリスを擦りあげた瞬間、大きく体を震わせてのけぞった、
「ひあっ」
 綾の体に思わず力が入り、もともときつかった膣がさらに強く締まって、腰が砕けそうな快感が英樹を襲った。綾の体のことを思って懸命にセーブしていたが、もう限界だった。クリトリスを指先で丹念に愛撫しつつ、激しく腰を振る。
「あ、あっ、あっ」
 綾が堪らず声を上げた。声を抑えようとするが、立て続けに沸き起こる快感に声を抑えられなかった。ペニスが激しく出入りする膣は相変わらず痛みを伴っているのだが、その振動がクリトリスにも微妙に伝わっているようで、その振動がさらにクリトリスの快感を高める。
「ヒ、ヒデ兄、ダメ!」
「俺もそろそろ限界だ!」
 英樹は叩きつけるような腰の動きでラストスパートを掛ける。クリトリスの快感が下半身だけでなく全身にも広がり、綾は失神しそうな気持ちよさに体を痙攣させた。
「あ、綾っ!」
「あっ、あああああああっ!」
 英樹がペニスを引き抜くとほとんど同時に勢い良く迸った。腰を砕かせながらペニスをクリトリスに擦り付けると、その刺激で綾は快感の余りに体を震わせてのけぞった。英樹は精液まみれになったクリトリスをペニスで擦り続け、ペニスが硬さを失った頃にようやく綾も絶頂の坂を下りつつあった。


「意外だったな……」
 聞かせるつもりの無い独り言だったのだが、トロトロとまどろんでいた綾の耳にしっかり捕えられていた。
「意外って何が?」
 眠い目を擦りながら綾がベッドの中から視線だけを向ける。布団の中の綾はまだ裸のままだった。服を着るのも面倒くさいほど疲れきっていたのだが、それでも英樹の独語は聞き逃さなかった。
「あたしと、こうなっちゃったこと?」
「んー、まあ、そうだな」
 英樹はあっさりと認めた。
「綾は多分知らなかっただろうけど、実は、俺は結構前からおまえのことが好きだったんだぞ」
 綾は眠気が吹っ飛び、大きな瞳を何度も瞬かせて英樹を見た。
「嘘だぁ。そんなこと言ってくれたことなかったじゃん」
「そりゃおまえ、ンなこと軽々しく言えないだろ」
 まだ中学生の従妹に愛の告白なんかしたところで、笑われるか引かれるかどちらかに決まっている。しかも、何かと子供っぽいところがある綾だから、本気で告白を受け止めてもらうには、高校生になるくらいまで待つ必要があるだろうと思っていた。
 ところがこの前のデートで、少し服装を変えただけで驚くほど可愛く変身した綾を見て、こりゃウカウカしていると他の男に取られるかもしれないと思い、ならバレンタインのときに、つまり今日、告白する気でいたのだ。
「そう思ってたら、おまえの方からアプローチされるわ、一気にこんな関係になっちまうわで、もう意外もいいとこだ。男としての俺の立場が台無しだよ」
「あたしもね、ずっと前からヒデ兄のことが好きだったんだよ。自分で気がついたのは、つい最近のことだけど」
「デートの時か?」
「多分、ね」
「なんだ、俺と似たようなもんだな」
「そだね」
 綾は胸にほんわかした幸福感を感じて微笑んだ。その笑顔が目眩がするほど可愛く、英樹も思わず目を細めた。
「おまえんとこのキャプテン殿には感謝しないとな。デートの機会をくれたのはそいつなんだから」
「お礼でもする?」
「いや、今度こそ俺らのデートを見せ付けてやるってのどうだ?」
「あはは。あんまり見せ付けるとキャプテン傷つくよ? 彼氏とうまく行ってみないみたいだからさ」
「だったら尚更だよ。熱いところを見せ付けてやってだな、彼氏が恋しくなるように思わせるんだ。そうだな、まずは──」
 こんなとりとめのない会話をしているだけでも、綾は幸せで一杯だった。多分、自分が世界で一番幸せなバレンタインを過ごしているに違いない。
 そして、キャプテンも彼氏と仲直りしてこんな幸せが訪れるようにと、心から祈った。

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